南砺市/白川村(富山/岐阜) 大滝山(1497.9m)、カラモン峰(1679.2m)、人形峰(1726m)、大勘場(1583.5m)、マルツンボリ山(1236.7m) 2022年4月17日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 2:29 駐車箇所−−2:42 車道を離れる−−2:48 尾根に乗る−−3:02 林道に合流−−3:49 林道を離れる−−4:54 休憩(標高770m) 5:02−−5:25 1303m峰−−5:57 大滝山 −−6:11 1492m峰−−6:30 1464m峰−−7:07 カラモン峰 7:09−−7:38 人形山(休憩) 8:00−−8:26 1601m峰−−8:42 1618m峰−−8:53 大勘場−−9:05 1500m峰−−9:18 1332m峰−−9:49 マルツンボリ山(休憩) 10:15−−10:25 立ち話 10:38−−10:47 982m峰−−10:56 林道−−11:14 林道を離れる−−11:45車道−−11:54駐車箇所<0br>
場所富山県南砺市/岐阜県大野郡白川村
年月日2022年4月17日 日帰り
天候快晴
山行種類残雪期の籔山
交通手段マイカー
駐車場路側に駐車
登山道の有無大滝山、人形山以外は無し
籔の有無下山時の林道ショートカット区間以外は残雪に埋もれてほぼ無し
危険個所の有無無し
冬装備10本爪アイゼン、ピッケル
山頂の展望大滝山:ブナと反射板が邪魔するがそれ以外は良好
カラモン峰:360度の大展望
人形山:360度の大展望
マルツンボリ山:杉植林で展望皆無
GPSトラックログ
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コメントカラモン峰、大勘場(春木山)は日本山名事典記載の山。当初は大滝山とマルツンボリ山は日を変えて別々に登る予定だったが、ネット検索で両山を繋げて周回を日帰りで実行している例を複数発見し、日帰りに挑戦。私が見た記録とは逆回りとしたが正解だった。先日に降った新雪は僅かで当日は気温は低めで雪が締まりワカンを持たなかったのは正解だった。最後の林道ショートカットは残雪が少なく多少の藪漕ぎはあったが利用価値大。ただし下りでは読図が非常に困難で登りに使うのが無難


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路側に駐車 車道から廃林道に入る
尾根に出たが道無し 標高430m付近で廃?林道に出た
標高500mで立派な林道に出た。以降しばし林道歩き 標高720m林道分岐点から見た月。ここで林道を離れて尾根に乗る
標高780m付近。藪が出ていたが距離は短い 標高910m付近も藪が出ていたが距離は短い
標高930m付近のイワウチワ 標高1030m付近。やっと明るくなってきた
標高1070m付近。日の出は近い 標高1100m付近で小休止
標高1100m付近から尾根を見上げる 標高1200m付近。傾斜が緩む
標高1260m付近 1303m峰
標高1320m付近から見た人形山周辺
標高1350m付近 木の枝に付いた霧氷が落ちた跡
1430m峰付近。完全に落ちてしまったらしく木々に霧氷は無い 大滝山山頂
大滝山山頂の反射板。国道156号線から見えた
大滝山から見た南〜西〜北〜北東の展望(クリックで拡大)
大滝山南側から見たカラモン峰、人形山。カラモン峰はかなり尖っている
1480m鞍部からの登り返し 稜線東直下の霧氷。一度溶けかけたようで氷になっていた
1490m峰北の肩から見た大滝山 1490m峰北の肩から南を見ている
1490m峰から見た南東〜南〜西〜北の展望
1470m鞍部から見た1492m峰 1492m峰から見たカラモン峰へ続く稜線
1492m峰から見た大滝山 標高1450m付近から見たカラモン峰へ続く稜線
1464m峰東の肩から見たカラモン峰 標高1450m付近。1490m峰への登り返しは藪が出ていた
雪が続く南斜面を巻いた 標高1470mで尾根に復帰
1490m峰東側鞍部からの登り返しも藪 尾根が細く迂回できないため藪を突っ切る
突破した藪を振り返る 標高1620m付近
カラモン峰山頂
カラモン峰から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
カラモン峰から見た白山 カラモン峰から見た笈ヶ岳
1640m鞍部付近から人形山方向を見ている 標高1660m付近から見たカラモン峰
1670m峰から見た人形山への稜線 標高1700m付近で僅かに地面が見えていた
人形山山頂の一角。あまりにもだだっ広い 人形山山頂
人形山から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
標高1700m付近から南東を見ている 最初の1660m峰から見た人形山
最初の1660m峰から見た三ヶ辻山、1618m峰
2つ目の1660m峰から見た三ヶ辻山 2つ目の1660m峰から見た1618m峰
1560m鞍部から見た1601m峰 1560m鞍部から見た2つ目の1660m峰
1601m峰から見た1618m峰
標高1580m付近から見た三ヶ辻山〜人形山
カモシカの足跡。このエリアではかなり少なかった 標高1600m付近から1618m峰を見ている
1618m峰から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
1618m峰から見た夏道がある1590m肩 1590m肩の鳥居。かなり大きそう
標高1590m付近から見た大勘場
だだっ広い大勘場山頂の一角 大勘場山頂。一応、ここが三角点付近のはず
大勘場から見た360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
大勘場から見たマルツンボリ山に続く尾根
標高1490mの適度な斜面で長いグリセード 1470m峰から見た1500m峰
1500m峰
1500m峰から大勘場を振り返る
標高1450m付近から見たマルツンボリ山 1332m峰から見た1500m峰
標高1310m付近で見た目印。今回のルートでは目印は非常に少ない 標高1290m付近で杉植林帯が登場
1184m標高点付近から見た人形山方向 マルツンボリ山への最後の登り。細いブナが密集
マルツンボリ山山頂 マルツンボリ山から見た大勘場、人形山方面
唯一の目印は高さ3mほどに付いていた 標高1140m肩付近。目的の尾根に乗った
出合った老夫婦が付けたと思われる真新しい目印 標高1000m付近
982m峰付近 982m峰付近から見た西俣谷の建物
標高930m付近からマルツンボリ山を振り返る 標高930m付近から北を見ている
870m鞍部で林道に降り立つ 林道の雪はかなり少な目
林道から見た人形山、カラモン峰 老夫婦がデポしたスノーシューだろう
最初のヘアピンカーブ(標高740m)から林道を離れてショートカット 残雪は僅かだが椿藪は意外と少ない
標高700m付近。杉の植林帯が多い 標高640m。小尾根を乗り越える箇所だけ根曲がり竹
標高620m付近 標高590m付近の小鞍部。目印あり
標高590m付近の小鞍部から椿藪の尾根を下る 標高550m付近
標高460m付近の目印。でも道は無い 標高460m付近で北側の尾根に乗り移った
標高420m付近の標石 標高420m付近。傾斜が緩んできた
標高370m付近で立派な道に出た 道は森林浴コースだった
遊歩道の起点は国民宿舎五箇山荘とのこと 350m肩の石碑。何と書いてあったかは読み取れなかった
石碑付近の建物。トイレか? 道は尾根北側に移る
尾根末端は目の前 キクザキイチゲ。北斜面でもたくさん咲いていた
スミレの仲間。詳細な種類は不明 下りてきた尾根の末端
下界は桜が満開 尾根末端から入る林道が人形山への登山道入口
植林と自然林の境界が尾根直上 たぶんミヤマキケマン
花の形はミヤマママコナに似ているのでママコナで検索したが不明 駐車箇所到着


 白川郷周辺には片仮名表記の独特な山名の山がいくつもあるが、マルツンボリ山はその「片仮名シリーズ」の最後の山である。場所は人形山から北に延びる長い尾根上で、山頂近くまで林道が延びているので、藪漕ぎを覚悟すれば無雪期でも登れないことはなさそうだ。マルツンボリ山単体のみ登るのならそれもありだが、人形山付近には日本山名事典記載の「大勘場」と「カラモン峰」という2つのピークがあり、どちらも登山道が無いので雪がある時期に登るべき山。どうせならこれらと組み合わせて登るのが効率がいい。

 さらには人形山から北西に延びる稜線上に大滝山があり、ネットで調べたところここには夏道があるようなので大滝山単体なら無雪期に登ることも可能である。しかし、猪谷集落を起点にマルツンボリ山〜人形山〜カラモン峰をを歩く場合、人形山山頂を踏んでから元のルートを戻るか夏道を下るにしても距離が長く、カラモン峰からそのまま県境稜線を北西へ進んで大滝山を踏んで、北東に延びる尾根を下って猪谷集落に戻る周回ルートを組んでも距離的には大差がない。ネットで調べるとこのルートは残雪期に比較的多く登られていることが判明、しかも日帰りであった。距離は約23kmとかなりのロングコースだが、先日の瘤杉山と比較すれば距離はまだ短いし、日帰りなので装備は軽く私でも実現の可能性は高いと判断した。もちろん雪質が悪くてラッセルや踏み抜き連発では体力を絞り取られて挫折の可能性があるが、先週の経験からしてもう雪は落ち着いて最高に近いコンディションと予想した。

 かなりきついコースなので本当なら土曜日に歩いて日曜日は完全休養日にしたいところだったが、今週末は土曜日は冬型の気圧配置で日本海側は午前中は雨の予報。ロングコースで半日冷たい雨の中を歩くのはイヤなので、土曜日は移動日として現地で早めに就寝し、日曜日の深夜から歩き始めて日曜日のお昼頃に下山する計画とした。起点はマルツンボリ山、大滝山の両方の尾根末端が隣接する猪谷集落である。問題は下界の雨が山の上で新雪になっていないかどうか。新雪がある程度以上積もってるとラッセルとなって計画が挫折する可能性が高くなる。車にはワカンを積みっぱなしであるが、使わずに済む、いや、背負わずに済むのが望ましい。

 土曜日のお昼に出発。安房トンネルを抜けて高山に入り、中部縦貫道無料区間を通って国道15?号線に降りて白川郷から猪谷へ。白川郷はまさに桜が満開状態。途中で雪をまとった三方崩山が見えたが、木の上に雪は見られずどうやら新雪は積もらなかったようだ。人形山はもっと標高が低いので新雪の心配は無いと判断し、ワカンは担がないことにした。

 国道から猪谷集落に入り、まずは各尾根の取り付きを確認。マルツンボリ山に続く尾根の末端付近には水道施設か何かの建物が見えており、尾根の末端に何となく道があるようなないようだが藪は無いので、適当に登れそうだ。大滝山への尾根は北斜面にある集落を抜けた先の棚田付近から適当に登れば良さそうだ。この付近では全く残雪は無いが、西に見える大滝山に続く尾根は白いので問題は無いだろう。

 付近には駐車場があるわけではないが、道幅が広いので路側駐車しても問題なさそうだ。車中泊は目立つ路側は避けて荘川の河川敷?らしい一段下がった平地で過ごした。

 出発は早朝3時を計画したが、しばらくは真っ暗な中をLEDライトだけで登ることになる。この点を考慮して先に大滝山に登るのがいいのか、マルツンボリ山に登るのがいいのか考えた。私が見たネットの記録は軽くしか検索していないので数が少ないが、いずれもマルツンボリ山に登って大滝山から下るパターンだった。最初はそうしようかと考えたが問題がある。マルツンボリ山付近へ達する林道を素直に歩くなら問題ないが、大きくジグザグっていて非効率的でありショートカットしたいところ。しかしこの区間は明瞭な尾根が無いし、林道は尾根にあるわけではなく斜面にあるので読図が非常に難しい。林道をショートカットしたはいいが再度林道に乗れるかどうかは非常に怪しい。暗闇の中をまっすぐ登ると??m峰へ出てしまい大幅ロスとなる。それにこちらの尾根は西向きなので雪が消えて藪が出ている可能性が高い。もし藪が出ている場合、下りなら許容できても登りは避けたい。

 この点で大滝山に至る尾根は欠点が少ない。まず尾根が明瞭で暗闇の中でも尾根直上を進めばいいのでルートミスのリスクは少ないこと。東向きの尾根なので遅くまで残雪が期待できることだ。ただし標高1000〜1250mくらいは等高線の密度が高く、かなりの急傾斜が予想された。尾根としては明瞭なので間違いうことは無いだろうが、危険個所が無いとは限らない。そこで今回はマジなピッケルと10本爪アイゼンを持つことにした。

 日曜日は予定より早く目覚めたら月明かりが明るかった。予報通りの好天だ。朝飯を食って大滝山から延びる尾根末端付近の北斜面にある集落入口に駐車して、まだ真っ暗な中を出発。気温は低めでおそらく0℃前後だろう。ただし日中は日差しがあるだろうから暑くなるかも。防寒着は最低限にして飯と水は多めに持った。おまけに日焼け止めの麦藁帽子と「強制空冷用」の折り畳み扇子も持つことにした。

 集落を抜けて棚田状になった水田地帯を上がる農道を進み、廃林道から杉植林帯の斜面に取り付く。廃林道には灌木が生えて邪魔だが藪漕ぎと表現するほどではない。廃林道はあちこちに分岐するが、できるだけ上に上がってしかも西へ向かうものを繋げ、最後は廃林道を離れて南の尾根上へ。尾根に上がると道も雪も無いが藪はそれほど濃くない。  少し進むと現役なのか廃道化したのか微妙な路面状況の林道に合流するが、徐々に道が細まって歩道状態に変わる。尾根直上に植林帯が広がっているうちは道は尾根直上に付いていたが、尾根直上が濃い藪に変わると同時に残雪が現れて道の続きが不明に。突っ込みたくない藪の濃さだったので植林が続く北斜面に迂回して登っていく、と再び道らしき筋に合流して一安心。

 標高500m付近で開けて霜が降りて滑りやすい草付きの斜面に変わると同時にコンクリート舗装の立派な林道が登場。地形図では破線で表記されているものだろうと思ったら、帰ってからGPSの軌跡を確認したら大半は尾根上の破線ではなく東斜面を巻くように道が付いていた。この林道の起点はどこにあるのか不明だが、雪が無ければ普通車でも問題なく走行できそうだった。この林道は林道が尾根を離れる標高730m付近まで利用した。路面を覆う雪解け水がほとんど動かない場所は凍ってツルツルなので、枯れた草がある路肩や締った雪の上を歩くことが多かった。

 地形図に掲載された林道まで達すれば安心して林道を歩ける。それまではこのまま林道を歩いて変なところに導かれないか読図が必要だったが、もうその心配はない。徐々に残雪が増えてきたがまだ尾根全体が残雪に覆われるような状況ではない。

 標高730mで林道が尾根を離れて南へ大きく巻き始めるところで林道を離れて尾根を直登する。尾根上には残雪が斑に登場したり無かったりで、尾根幅が広い場所は雪があるが狭い場所は灌木藪だがそれほど濃くはない。雪がある場所で木の根元を見る限りでは積雪は数10cm程度であり、今後の気温にもよるが1週間もすればほとんど消えてしまいそうだ。

 標高1100m付近の残雪が広がる場所で早めの休憩。今日は長丁場なので無理はせず体力温存が肝心だ。徐々に周囲は明るくなってきてライトが不要なくらいになりザックにライトを収納。今の時期の日の出は午前5時くらいだと思うが、その30分前の4時半くらいから徐々に明るくなってくる。これから登場するであう急登前に明るくなって心強い。目印を探しながら歩いたわけではないので見落としはあるかもしれないが、ここまでの尾根上では目印は気付かなかった。

 地形図では標高1000m付近から傾斜が相当きついように見えるが、実際にはそれほどではなく普通の尾根であった。ただし、部分的に急な箇所はあるのでピッケルは役立った。まあ、無くても登れたが。雪は良く締まってアイゼンが軽快に効く。周囲に新雪は見られず汚れた古い雪で、ワカンを置いてきたのは正解だった。

 標高1303m峰直前で傾斜が緩んで疎らな杉植林帯に変わると1303m峰。ここで展望が開けて東の空には剱岳や立山が見えていた。まだ太陽が低い位置にあって逆光なので雪があっても真黒に見える。大滝山への夏道はこの1303m峰で尾根に合流するはずだが、今は豊富な残雪で夏道の形跡は皆無であった。ここから先は大きな雪庇も見られ、尾根上は3m以上の残雪があるようだ。

 1303m峰より先は傾斜が緩まって残雪豊富な楽しい雪稜歩きが始まる。概ね尾根の東側は雪庇で立木は皆無、西側はブナが立ち並ぶ植生だ。まだ日が低い東には黒いシルエットで剱岳、立山が見えていたが、その北側の薬師岳より南側は雲がかかっている。予報では今日は太平洋側は天気が悪く日本海側は晴れの予報で、その通りになっているようだ。

 ここまで登ると尾根の東側に下がった位置にある立木には霧氷が残っていた。尾根上や西側斜面の木には全く見られず、おそらく昨日の西寄りの強風で落とされてしまったのだろうが、東斜面の木々は尾根で風がブロックされて霧氷が残ったのだろう。今は日差しで温められて霧氷が落ち始めていた。

 また、この標高では少ないながら昨日は降雪があったようで、西寄りの風で小さな雪庇状に吹き溜まった場所では10cm程度の深さがあり歩きにくいので、雪が風で飛ばされて汚れた古い雪面が見えた場所を歩いた。こちらは表面が半透明の氷になっていて全く沈まない。さすがに氷の上はアイゼン装着しないと無謀であろう。

 西を向いた大きな反射板がある平坦な広いピークが大滝山だった。山頂標識は見当たらず、積雪に埋もれているのかもしれない。広い山頂で尾根とは違って東側にもブナが立ち並び東の展望はあまり良くないが、西側の白山から北方の山々は良く見えている。目の前の低い位置には先週登ったタカンボウ山とオゾウゾ山。ゲレンデの雪は残りわずかになっていた。南には懐かしい猿ヶ馬場山と籾糠山の鋭いピークが見えていた。

 これから進む稜線上にある尖ったピークはカラモン峰で、その奥の平たいピークが人形山だろう。あそこまで達すればもう大きな登りは無くなる。稜線は雪庇が続きぱっと見では藪が出ていそうな場所や雪庇が大きく崩壊してヤバそうな場所は見られない。

 大滝山では写真撮影だけして先に進む。雪庇上に出ると再び東側の展望が開け、スキー場の北側は金剛堂山、その左手奥は白木峰だろう。ということはこの近くに激ラッセルで苦労した水無山が見えているはずだがどれがそうなのか分からなかった。

 県境に乗る1492m峰で少し高度を下げてしばしほぼ水平移動に変わる。相変わらず新雪は僅かでミニ雪庇の吹き溜まりを避ければ快適に歩ける。この稜線は向きの関係か雪壁を伴う大規模な雪庇構造は無く、南向きの緩やかな雪庇が続いている。ただし部分的には明瞭な雪庇が北に張り出した場所もありちょっと不思議な光景だ。

 1490m峰西側の鞍部からの登り返しでは尾根上に藪が出てしまっており、北側は切れ落ちた急斜面なので南側の雪が残った斜面を巻いた。藪が出ている長さは良く分からなかったが、適当に尾根に戻ると再び快適な雪稜に戻っていた。1490m峰を下った1480m鞍部からの登り返しでも藪が出ていたが、ここは尾根の両側とも急傾斜で迂回するのは難しく潅木藪を突破した。藪が乾いていて助かった。

 カラモン峰への登り返しでは珍しい光景に出会った。ここは広い尾根で斜面と言った方が適当な地形であったが、昨日の雨で凍った表面の雪面を風で木から落ちた霧氷、つまり氷の塊が次々と滑り落ちてきた。もし表面が新雪に覆われていたら滑らないのでこの現象は見られないし、尾根が細ければ谷に落ちてしまってこれまた見られないだろう。私が初めて目にする現象なので極めて珍しいと言っていいだろう。もっと先の稜線では傾斜が緩んだ僅かな棚のような場所で滑り落ちてきた霧氷が一列に並んだ姿も見られた。

 5分強の小休止以外は休憩を取ることなく4時間以上近く歩き続けたので、さすがにカラモン峰への登りはきつかったが、吹き溜まりを避ければ全く潜らない雪質のおかげで助けられた。おかげで私が歩いたルートは概ね尾根直上の左側(北側)だった。もし後発で今日このルートを歩く人がいたらちょっと不思議に思われるかもしれない。でも古い雪の上を選んで歩く方が圧倒的に楽であった。

 これまでの稜線には背の高いブナが目だったが、高度を上げていくと徐々に背の高いブナが少なくなってきて森林限界のような地を這う低潅木のみとなった。こんな場所ならスキー向きだが、ここへ到るまでがスキー向きではないのが難点だろう。

 登りきったピークがカラモン峰山頂だった。立木は皆無で360度遮るものの無い大展望が広がる。大滝山の反射板ははっきりと見え、逆方向には大きな人形山の平らなピーク。そこへ到る尾根も立木皆無で平坦で楽しく歩けそうだ。谷の反対側のマルツンボリ山から猪谷集落へ下る尾根に付いている林道が見えているが、林道が付いている南斜面には雪はほとんど見えず林道をショートカット可能か心配になってくる。もう藪が出てしまってジグザグの林道を歩くしかないかもしれない。

 今日は冬型の気圧配置が緩んでいるはずだがまだ西寄りの冷たい風が吹いている。もう少しで本日の最高峰である人形山に届くので休憩はそこで取ることにして、カラモン峰は写真撮影だけして先に進んだ。

 人形山に到る稜線は広く鞍部付近は雪庇は右側にできて南側が雪壁状態だが、ピーク付近では雪庇は逆の北側にできていた。雪面のクラックはまだ少なく歩きやすい。ごく僅かだけ尾根の一部が見えた箇所があったが、植生は上越国境で見られるようなごく背の低い潅木類のみで、この程度なら無雪期でも歩けそうだ。ただし、人形山からカラモン峰までずっとこの状況が続くのかは不明だ。

 人形山山頂部はだだっ広くてどこが正確な山頂なのか分からない地形で、微妙にピークが2つあり地形図でどちらが真の山頂なのか確認したら南側の方であった。おそらく夏場は山頂標識が立っているのだろうが、今は一面の大雪原で立木一本もない。よって遮ることのない360度の大展望だが、いかんせん山頂が平坦なので近場は全て雪面に隠れてしまって遠い山並みしか見えないのがちょっと残念。ここは20年位前に三ヶ辻山と合わせて無雪期に登っているはずなのだが、当時の記憶は皆無。当然ながら林道で高度を上げて夏道を歩いたはずだが、それら一切の記憶が現地に来ても蘇ることはなかった。もう歳だなぁ。

 山頂は障害物が皆無なので西寄りの冷たい風がもろに吹き付けるため、北東側に下った雪面で休憩。これまで同様に尾根直上の左側(北側)は新雪が吹き飛ばされて氷化した古い雪面が現れているが、表面が氷なので物を置くと傾斜で滑り落ちてしまう。仕方ないのでピッケルを刺してストッパー代わりにして食い物や飲み物を展開した。快晴で日差しはたっぷりだが風があると体感的にはかなり寒い。

 休憩を終える直前に大勘場方面の尾根にコメ粒ほどの小さな黒い物体を発見。動いているのが確認できたが距離が遠いしすぐに尾根の影に入って見えなくなってしまったので、人間だったのかカモシカなのか分からなかった。まあ、人間ならばすれ違うだろう。

 休憩を終えて出発。この稜線も尾根幅が広く歩きやすい。ごく一部で夏道が出ていたがそれは例外的存在で、地面が見えるところはほとんど無い。小ピークを越えて1660m峰で東へ分岐する尾根を下り始めると単独男性の姿があった。男性は夏道を登ってきたようだが、ピッケルを持ってこなかったことを後悔していた。おそらく登山口までの林道歩きに危険地帯があったのだろう。少しだけ立ち話して別れた。ちなみに男性は人形山ピストンだそうだ。

 男性のアイゼン跡は1618m峰で北に分岐する尾根に吸い込まれた。尾根入口の1590m肩には立派な鳥居が立っているのが見えた。これも前回の記憶に無し。大滝山への急な登りが始まってからここまでずっとアイゼンを装着したままだったが、日が高くなって雪が緩んできたこと、尾根幅はこの先もずっと広いままで危険地帯は無いと見込まれることから、ここでアイゼンを脱ぐことにした。西向きや北向きの斜面ではまだ雪が固く多少滑るが、登山靴のエッジを利かせれば問題ないレベルであり、足先からアイゼンが無くなって軽くなった分だけ体力消耗を抑えられた。これ以降はアイゼンを再び使うことはなかった。

 1618m峰は人形山同様にてっぺんがだだっ広くガスられたらイヤな地形だ。人形山と違って矮小な檜類が出ており、葉を観察したら新潟の豪雪地帯で良く見られるネズコではなく檜であった。ここから見ると大勘場も平坦な山頂で、ここと同じようにてっぺんに矮小な常緑樹がちょっとだけあるのが見えた。東にある1590m峰の西側は平坦であり、ピークには登らずに西を巻くのが良さそうだ。

 緩やかに下って1590峰西側の平坦地を巻いて大勘場への僅かな登り。立木は皆無に近い大雪面で、てっぺんの西側に僅かに生える常緑樹は1618m峰と同じ天然檜であった。これが僅かに展望の邪魔をするが、概ね360度の大展望と表現してよかろう。これから下っていくマルツンボリ山の緩やかな尾根が見えているが、どこが山頂なのかこの時点では分からなかった。まだ距離があるが基本的に下り一辺倒なので楽であろう。相変わらず雪質は最高でツボ足でも踏み抜き皆無である。

 大勘場の下りの最後はそこそこ急傾斜で、適度に雪が緩んでいたのでピッケルで制動をかけながらグリセードで滑り降りた。距離は100m程度で自分にとってはおそらく過去最長。歩くよりも確実にスピードは上がるが、膝を曲げた前傾姿勢は太桃の筋力を意外と必要とするのでそれほど楽ではなかった。こんな場合は敷物を準備して尻セードがいいのだろうな。

 カラモン峰から1500m峰までは背の高い立木は限られた場所にしか見られなかったが、1500m峰以降はブナ等の背の高い立木が目立つようになる。ここまでで見かけた目印は人形山付近の僅かに地面が出た場所だけであったが、ここではブナの幹の低い位置にいくつか目印を見かけた。探しながら歩いたわけではないので正確な数は不明だが、ぱっと見て分かるような目印はマルツンボリ山までの間で数個だけであった。このルートを歩く人は少ないのか、それとも例年なら見える目印は今年は雪の下なのかは分からない。

 しばらくはなだらかな尾根が続き、少しばかりのピークや鞍部で現在位置が分かる。進むに連れてマルツンボリ山がどのピークであるか分かるようになった。距離が離れた高い位置から見下ろすと微妙な尾根の高低が把握できないが、同じ目線の高さならピークがはっきりと分かる。マルツンボリ山もなだらかなピークでブナと思われる落葉樹林の下は真っ白な雪面に覆われていることが分かる。それより先の尾根はマルツンボリ山に隠れてしまって様子を見ることはできない。

 標高1290m付近からは尾根の左側(西側)に杉の植林が見られるようになるが、ずっとこのままというわけではない。既に日が高く直射日光の下では暑いくらいで、杉の日影が心地いいくらいだ。なお、大滝山への登りの途中で顔には日焼け止めを塗ってあるし、今日は日よけの麦藁帽子を被っているので安心だ。今日は日焼け対策をしないと真黒になりそうなほど好天だ。

 マルツンボリ山への最後の登りはこれまでと違ってブナが割と密集した雑然とした印象の斜面で、人工的に伐採したか何らかの原因で太いブナが倒れて新しいブナが一斉に生えたような感じだ。登り切ったマルツンボリ山山頂は南から西側がブナの自然林で、東側は背の高い杉の植林であった。最高点は杉植林の中で、周囲を見渡したが山頂標識は無かった。その代わりに山頂南側のブナに雪面から3m程度の高い位置にピンクリボンの目印があった。真冬だとあんな高さまで積雪があるのかとびっくり。

 マルツンボリ山山頂で最後の休憩。体を動かさない状態では日影では寒さを覚えたため、日向にザックと銀マットを敷いて休憩した。私の場合、足を延ばして休憩すると足の疲労回復にいい効果があるのであった。ここから猪谷集落まで2時間くらいで下れるだろうか。所要時間は林道をショートカットできるかどうかにかかっている。この林道はジグザグがやたらと大きいので、ショートカットする/しないで歩く距離はおそらく3〜4倍くらいの差を生じるだろう。下りなので多少の藪でも許容するか。

 休憩を終えて出発。マルツンボリ山で尾根が大きく2箇所分岐するので進行方向には要注意だ。まずは山頂から北西へ下るが、主尾根に見える尾根をそのまま進むと尾根が消滅するので標高1200m付近で西に進路を振る。しかし降り過ぎると一つ西側の尾根に吸い込まれてしまう。しかもこの枝尾根には標高1140mに微小ピークがあって主尾根より入口がはっきりしていて余計に吸い込まれやすい。その1140m微小ピークを横(左)に見ながら尾根を下っていくと傾斜が緩んで正しい尾根に乗ったことが分かった。

 正しい尾根に乗った標高1100m付近で老夫婦と思われる2人組に遭遇。今日は日曜でお客はいないかと思ったらそうでもなかった。話を聞くと富山在住のようで「富山百山」をやっているそうだ。このリストを見たことがあるがろくでもない山がいくつもあって、一般登山者が達成するのは極めて難しい。私は狙っているわけではないが、富山県内の地形図記載の山を全部登ろうとすれば必然的に富山百山の大半(もしかしたら全部?)が含まれるだろう。

 林道の様子を聞いたらもうほとんど雪が無く、ショートカットしたのだが椿藪で酷い目にあったとのこと。素直に林道を歩いた方が楽だとのアドバイスをもらって別れた。下山後にヤマップでマルツンボリ山を検索したら当日の記録が1件だけあり、出会ったのはこの人だけだったのでおそらくこの人の記録と思われた。なお、私と出会ったことは書かれていなかったので100%の確証があるわけではない。

 これ以降は尾根上には真新しい真っ白な目印が点在していたので、おそらく老夫婦が取り付けたものだろう。残雪期に白い目印とは目立たないが、何か理由があるのだろう。何にせよ私は他人の目印は当てにせず目で見える尾根のつながりを確認しながら歩くのであった。まあ、それが原因で失敗することもあるが(笑)

 残雪量は徐々に減少しき尾根直上は地面が出ている場所も見られたが、思ったよりも藪は無く、もしかしたらマルツンボリ山だけだったら無雪期でも登れるかもしれない。下りは雪の上を歩いた方が膝へのショックが吸収されて疲労が少ないので、地面の上を歩くことはほとんど無かった。

 尾根を進んで高度が徐々に落ちていくと、尾根の東側は谷底までの標高差が少ない西俣谷が近付いてくる。ここには林道があるはずだが全面が残雪に覆われて林道は全く見えないが、そんな雪原に覆われた林の中に大きな建物を発見。遠いし片目しか視力が無い私では建物の詳細は見えないが、ぱっと見では造林小屋にしては立派な造りのように思えた。別荘と呼んでも良さそうな印象を受けた。

 870m鞍部では地形図通りに西側から林道が上がってきており、ここからは林道歩き。林道の雪も締って歩きやすいが、林道の向きが北から西に変わると大半の雪が溶けて路面が出ていたが、路面はいたるところが雪解け水で湿って湿地状態で、防水性能が低下した私の靴では浸水しそうだった。この林道は現役なのか廃林道なのか知らないが、法面が崩れている個所もあって現役の場合は雪解け後に補修が必要だろう。見える範囲の路面状況では普通車でも問題なく走行できそうだった。途中で老夫婦がデポしたと思われるスノーシューを発見。2人組だったがスノーシューは1つだけでちょっと不思議だった。

 標高740mの最初のヘアピンカーブで林道をショートカットできそうがか面を見てみたら、まだ尾根の北側には疎らに残雪が見られるので行けそうだと判断し、ここで林道を離れて尾根を下ることにした。ただし、この尾根は地形が不明瞭で下りで正確に尾根末端に出るのは至難の業である。さて、うまく猪谷集落に下れるだろうか。

 微小な尾根地形を下り始めてすぐに椿藪が登場するが、幹は下を向いているので下りでは楽勝だった。それに椿藪は長続きせず残雪が利用可能で、すぐに杉の植林帯に入ると藪は消えて快適に下ることが可能。杉の葉で日影になる影響か植林中の方が残雪が豊富であった。残雪を辿ったので尾根直上ではなく右側(北側)の斜面を下った。

 林道と再度合流する標高640m付近まで下ったが周囲に林道の姿は欠片も無く、鞍部らしき地形も見当たらない。どうやら目的の尾根を外してしまったようだが、問題は現在位置は計画した尾根より左右どちらにずれているか。林道にぶつからなかったので少なくとも予定の尾根より右側(北)ににずれているのは明白だ。それに右手下方からは大きな沢音が聞こえており、左の尾根に乗り換えるのが正解だろう。

 左にトラバース気味に下って尾根を乗り換えることにした。すぐ横の尾根直上を乗り越える箇所では根曲り竹が出ていたが、尾根を回り込めばすぐに藪から解放された。ただし、この短い根曲り竹の藪漕ぎの影響でアレルギーが出てしまい、腹に非常に痒い湿疹ができてしまって抗アレルギー薬を服用し、ステロイド系の強力な塗り薬を併用している。私の場合、この手のアレルギーが収まるまで通常1週間ほどかかるが、今回は距離が短く笹に触れる時間が短かったせいか、4日後にはほぼ回復した。

 杉植林帯を下っていくと微小な鞍部が登場。ピンクリボンの目印がぽつんとあったが登山で使ったものか林道作業用の物か不明で、周囲を見ても他に目印の続きは無いし道も無い。高度計の表示は600mを僅かに切っており、地形図を見ても今いる地形と合致する場所が近くに見当たらない。おそらくこれだけ小さな鞍部では地形図では等高線の間隔が少し広くなる程度でしか表現されないのであろう。

 現在位置が特定できないので、とりあえずは注意しながら尾根を下るしかなさそうだ。小鞍部からの 出だしは少しばかりの椿藪だったがすぐに植林に戻って歩きやすくなる。方位磁石で進行方向を確認するとほぼ西向きであり目的の尾根と方向が一致するが、隣の尾根も同じような向きなのでまだ安心できない。方位磁石を首にかけて頻繁に方位を確認しながら杉の植林帯を下っていく。

 やがて明らかに下方が明るくなり、植林から自然林に切り替わる場所が見えた。下部に植林が無い場合は傾斜が急すぎて植林できなかった可能性が高くリスクがあると判断し、植林が続く右に進路変更して植林斜面を下った。もう雪は無いが藪も無く歩きやすいが、尾根ではなく斜面なので現在位置は皆目見当がつかない。ただし進行方向は北西であり、大きくは間違っていないはずだ。

 徐々に傾斜が緩くなり、左側に樹林が開けた草原のような斜面が見え、そこから延びると思われる明瞭な道に出た。さて、この道は尾根末端に続く道なのか、それとも猪谷集落より東側に下ろされるのだろうか。一面の植林帯の真っただ中なので周囲の様子が見えないので読図もできない。

 明瞭な道を下っていくと突如として案内標識が登場。「五箇山県立自然公園 五箇山国民休養地 森林浴コース」と書かれている。親切にも簡単な地図が出ていて、猪谷集落東端の五箇荘が起点らしい。どうやら大きくルートを外すことなく下ってこられたようだ。

 尾根の肩が登場すると何かの石碑があり、明瞭な遊歩道はここで右(東)へ進路を変えて斜めに下っていくが、これだと駐車箇所と反対なので無視して尾根上を進むことに。すぐにコンクリート製の建物が登場。冬季のため入口が閉鎖されておりトイレと思われた。ここで樹林が開けて周囲の様子が見えるようになり、まさに計画した尾根に乗っていることが分かった。かなり適当に下ったのにラッキーだった。

 最後は尾根の北斜面をジグザグって人家裏の真の尾根末端へ出た。斜面にはキクザキイチゲがたくさん咲いていて、道の反対側には桜が満開状態。残雪で真っ白だった稜線とは対照的な光景だった。

 ここからは少しばかりの舗装道路歩き。下り坂から登り坂に変わって少し登った箇所、上部の集落入口にマイカーを駐車しておいた。日当たりのいい場所なので車内は蒸し風呂状態かと思ったらそうでもなく、ドアを全開にして装備を積み込んで着替えを済ませた。


まとめ
 雪質、天候に恵まれて思ったより体力も時間もかからずに無事に周回できた。所要時間は12時間を超えるかと思ったが10時間かからなかった。疲労も思ったより激しくなく、20kmを超えるルートでも意外と歩けることが分かって収穫だった。まあ、体力の消耗度合いは水平距離よりも累積標高差の方が影響が大きいであろうか。それに残雪期らしい全く沈まない雪質が続いたのも疲労が少なかった大きな要因だろう。標高が低い個所の雪解けは急激に進むだろうが、稜線の残雪は豊富なので大型連休くらいまで楽しめるかも。

 今回は反時計回りで周回したが、最後の林道ショートカットした尾根は読図が難しく、下りで使用するにはスマホで現在位置が確認できないときついと思われる。藪漕ぎの観点では下りで使いたいが、読図の観点ではここは登りで使う方が安全だ。もちろん積雪が多い時期なら藪が埋もれているので登りでも使いやすくなるが、雪質が締まっていないと今回のロングコースを日帰りで歩ききるのは難しいだろう。雪解けが進んだらショートカットせずに素直に林道を歩くのも一つの手段だ。

 

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